加工部屋のためのドアを作った話。
壁を作ったけれど、その壁に付けるドアを作っていなかった。と言うのは先週までの話。
ちなみにその話は↓
そんなわけで、今回はドアを作った話なのだけれど、これがまた思ったよりも難しかった。
元々は窓もつけたオシャレなドアを作ろうと思っていたのだけれど、なんだかそれは失敗しそうな予感がした。それなら壁にも使ったウォルナットのニスが結構いい色を出して僕もマイワイフもお気に入りだったから、板一枚でもそれにウォルナットのニスを塗って仕上げるだけがいいんじゃないだろうか。と思った。
だから、当初の予定よりはかなり簡単になったのだけれど、それでも想像していたよりもドアは難しかった。
ドアは当たり前なのだけれど、サイズをしっかりと作らなくてはいけない。それが結構大変だった。
ホームセンターで売っているような木は目で見て気がつかないぐらいたわんでいたりすることがある。そう言った歪みがあると、綺麗に揃わない。壁はある程度のサイズ感でなんとかなることもあったけれどドアはそうもいかない。
まず、大まかな枠を作ってみた。
こんな感じ。サイズ感は壁にドア用に区切ったスペースから1センチほど小さく設計。枠の中は板を貼りやすいように4本ほど支えとして中に入れました。
ここで一つ僕は大きなミスをしてしまった。
単純に僕のアホなだけなのだけれど、枠を作ってまだ組み立てる前の段階で、枠に貼るベニア板を買いに行ってホームセンターで切ってもらったのだけれど、切るサイズを間違ってしまった。
本来なら縦1780mm横585mmで切るべきところを、縦1780mm横540mmと横の幅を木枠の分を考えないで切ってしまった。
ショック。
どうしようもないので、買い直しました。。。
ドアにはドアノブをもちろんつけなくてはいけないので、買い直したベニヤ板にドアノブのための穴を作る。
それがこれ。
電動ドリルの木工用には18ミリのサイズで穴を開けた。その横には6ミリサイズで穴を開けて器具が通るようにしておいた。距離や高さは他のドアノブを参考にして開けた。ちなみになんでこんな穴なのかと言うと
こう言う器具をドアノブをつけるときにはドアに入れなきゃいけないようで、そのための穴だ。
それからニスを塗る。
玄関で新聞紙を広げて。
結構いい感じ。
そしたらあとは木枠にベニヤ板を木工用ボンドで貼っていく。
それが固まったら蝶番をつける。
ちなみに蝶番は姉の情報を聞きつけ、街中のおしゃれDIYショップの閉店セールで安く可愛いものを手に入れた。価格は最後にまとめたのでドアを作るなんてマレな状況にある人がもしこのサイトを見ているのなら参考にして見てほしい。
おしゃれ。だけど、ネジが普通のしかなくてダサい。木ネジの黒にそのうち変えたい。
そのあとにドアノブをつけたのだけれども、それも一苦労。
同じものをつけたことはあるのだけれど、自分で開けた穴にどうも合わなかったり、ドアノブの金具が木枠に引っかかりうまく入らなかったり。壁作りの中で一番大変だったかもしれない。
そしてなんとかできたのがこちら。
シンプル。初めてにしては上出来な気もするけれど、サイズがどうも。
もっと緻密に計算したりすればよかったのかもしれない。けれど、なるべくまっすぐのものを買ったところで発生する歪みにどう対応したらいいのか。。。それならめちゃくちゃまっすぐな木材を使えばいいのだろうけど、、、。値段のこともあるし。
とりあえずは、失敗もあって余計にお金がかかってしまったけれど、僕としては大満足の納得のいく満足の出来になった。
と言うわけでなんと加工場の壁が完成!!!
ただ、ドア受けの木も欲しいのだということに気がついた。木枠にドア受けを貼っておしまいということになるだろう。それは、まあ、そのうちやります。
これであとは工房の中を揃えればついに始動できるわけだ!!!
おまけで今回のドア作成にかかった大体の費用。大体だからあくまで参考程度に。ちなみにこれはカットのサイズを間違ったベニヤ板は入っていない。から僕はベニヤ板に倍かかっている。