カボチャの種採り

カボチャの種採り

さて、先週はトマトの種採りについて書きました。

トマトの種採り

今週はカボチャの種採りです。個人的にはこっちの方が簡単だと思います。

今回のカボチャはバターナッツというひょうたん型の西洋カボチャです。でもやり方はどのカボチャも一緒です。

まずはトマトでもやったように追熟させます。これは種をより成長した(と書いて語弊がないといのですが、種として完璧な状態にまで成長したという意味です)状態にするためです。でも、トマトの時と同じように必ずしも必要な工程ではありません。それはトマトもカボチャも熟した物を人間が食べるので、食べる時点でそれなりに種が成長しているからです。これがキュウリだと人間は未熟なものを食べているので、追熟が絶対に必要なのです。

人間的には熟れているぐらいの方が種のコンディションとしては望ましいのですが、それで腐らせてしまったり、食べても美味しくなくなってはなんだか勿体無いので、してもしなくてもいいと思います。

それから、普通に料理します。トマトと違って、カボチャは料理の過程で絶対に種と中のワタを取ると思うので、それをそのまま捨てずにとっておけばいいだけの話です。もちろん、取った種をその場で洗って、それで完成でも構いません。が、僕は去年それをやって発芽率があまりよくありませんでした。

 

ので、今年は少しやり方を変えて(というかトマトのやり方に寄せて)やってみます。それはこのワタと種とをジップロックにいれるというものです。中で発酵させることで種がよりいいコンディションになるんじゃないかと期待しています。おそらく、こうするよりも食べれなくなるぐらいまで、カボチャを熟させるのが間違い無いのだろうとは思います。

 

写真の黄色いのがカボチャです。

追熟はどの程度やるのか、ジップロックにいれるのか、すぐ洗うのかは各々の判断でということになると思います。

 

僕は発酵させたことで、洗いやすくなったし、それに種自体も乾燥させた後は綺麗になったと思います。なので、今年はこれで試してみようと思います。

 

チャンチャン