ニンニクとシカとおクソ-四月のばうあー畑-
さて、さて、ついに始まった北海道の春。でも、まだ特に僕はまだ始動できません。
今はちまちまと苗作りを充実させています。
が、なぜ、畑を始動できないのか。その理由はいたってシンプル。
耕運機がない。からです。
耕運機がないなら馬で、なんなら手でという提案はちょっと無視させていただきます。なぜならスコップ仕事は他の畑で日々イタドリの根っこを掘っくり返して引き抜くという開墾仕事でもう充実しているので、これ以上スコップ仕事を増やしたくはないからです。
そしてこの土地はいつも春先に地主さんが自分の畑を耕すついでに耕してくれていたのですが、今年はまだ畑に来られていない。で、耕せてないわけです。
僕も耕運機を買おうとは思うのですが届くのは連休明けの予定。まだまだなにもできていません。
本来はもう春蒔き小麦も蒔いておきたい頃なのですができておりません。なので今回、四月の畑のまとめとして書くことといえば。
ニンニクとエシャロット。
だけでございます。
この記事をこまめに読んでいてくれている方。覚えているでしょうか、マキシマムザニンニク。
これはクラシックトマト(栽培中にクラシック音楽を聴かせたトマト)とかがあるのなら、刺激的なニンニクを作るには刺激的な音楽を聞かせるのが一番なのではないか。と言う非科学的妄想から始まったものです。ちなみにアイコのの苗にSuchmosを聞かせたら全然出て来ませんでした(それはまた今度書きます。)
ですが、こちらはもう去年から行なっているマキシマムザニンニク。
ニンニクは冬に近くなった頃に蒔きます。
去年収穫した中で、いい形、いい大きさのものを選抜して半分ほど、あとはホームセンターなどで買ったニンニクをもう半分ほど蒔きました。
普通、ニンニクはこの皆さん見覚えありまくりの一片一片がタネになります。
これを一片を植えると翌年にはフルセットになって出てくるというのがニンニクです。
つまりはどういうことか。↓囲ったところは夢のニンニクビジネスの話です。くだらないし計算間違ってそうなので興味ない人は飛ばしてください。
つまり、200円で国産のニンニクをスーパーで買い。それを食べないで、土に植えます。
一つに8片付いていたとすると、翌年には8個のニンニクが取れます。
そして、それを翌年にまた全て植えると64個のニンニクが取れます。
そして64個のニンニク全てをまた植えると今度は64×8で512個できます。
3年で1個が512個できました。
で4年目512個が4096個になります。この時点で一個200円だとして819200円の儲けになります。
4096個のニンニクを8個にバラして植えると、次には32、768個のニンニクができます。
そしてそれを植えると、262144個できます。で、さらにそれを一つずつバラして行き、播種すると7年目には2、097、152個のニンニクを生産できます。
8年目には何と16、777、216個のニンニクを生産することができます。
9年目には134、217、728個のニンニクができます。そしてこの時点で一つ200円で売ったのなら何と、26,843,545,600円の儲けです。
そうこうすると、12年ほどでビルゲイツよりもお金持ちになります。
夢がありますね。まあ僕はやりませんが。
ニンニクは成長すると、クルンとしたニンニクの芽ができます(食べれます。美味しいです。直売所とかで売ってます。)↓昨年のニンニクの芽。ニンニクそのものに栄養を行かせるために普通はこれを切ります。
それをそのままにして花をつけさせて、タネを作ります。
で、それを蒔けばできるわけです。一応は。
ただ、これが難しい。結局、僕の畑では一つも出て来ませんでした。まあ、これはそうだろうな。と行った感じなのでポショッたりはしません。
そんなニンニク畑に鹿の足跡アンド糞。種取り用にと固定種の成功甘藍(キャベツ)を植えていたのですが無残にも食い尽くされていました。(一番上の写真の一番手前です。)
ニンニクは鹿は食べない。けれど、踏まれたらたまったものではないので、ちゃんと囲っておこうと思います。
が、今のところはうまい具合に避けて歩いてくれている鹿。わかっているのかわかっていないでたまたまうまい具合に歩いているのか。
そしてニンニクの間には鹿の糞。
まあ、これは有機質肥料となるかもしれない。ということで放置です。
今年初挑戦がエシャロット。
イタリア料理やフランス料理の本を読むと、原材料欄にエシャロット(玉ねぎで代用可)と買いてあります。そのエシャロットです。
ものは試しということでホームセンターで買った苗を植えました。
それがこのもじゃもじゃ。いい感じなのか。よくわからん。
ネットでは秋に植えて、春先に収穫するとあるけれど、それは北海道ではないはず。写真を見るともっと葉が茂っているから、もう少し歯が青くなるのを待って見ることにします。
チャンチャン。