ぼかし肥を作ろう。

ぼかし肥を作ろう。

ko rokkufera-どうもこんにちは、オガサです。

今日は肥料界の中でもメジャーな存在ボカシ肥を作っていこうと思います。

がそもそもボカシとはなんなのか。Wikipedia先生の言葉を借りると

ボカシ肥[編集]

ボカシ肥とは、有機肥料を発酵させて肥効をボカシた(穏やかにした)ものをいう。原料となる有機肥料は、油カス、米糠、鶏糞、魚カス、骨粉など多様である。無機肥料を加えることもある。ボカシボカシ肥料ともいう。

ボカシ肥には大別して、土を混ぜるもの、混ぜないものの2種類ある。

前者は、有機肥料に土(粘土質なものがよい)を混ぜ、50 – 55℃以上に温度が上がらないようにして発酵させる。(通常、堆肥などを発酵させる場合は、もっと高温で70℃以上になることがある。)

一方、後者は、有機肥料に水を加えて発酵させたもので市販のボカシ肥はこちらである。

らしいです。僕は肥料と堆肥の中間的存在という認識です。

今回作るのは、土を入れないパターン。発酵させて温度を出したいのですが、冬の北海道で外で果たして発酵するのか?どうなのか。まずその問題もあります。車庫に入れたり、できることなら室内に入れたり(米ぬかが臭いです)工夫が必要かもしれません。

 

さて、今回作るのはこのパターン。

①米ぬか3:油粕1:石灰1:促進剤少々:水少々

②米ぬか3:油粕1:鶏糞1:コーヒーガラ1:石灰1:促進剤少々:水少々

④①米ぬか3:油粕1:石灰1:天然酵母少々:水少々

の三種類。

①のパターンを基本にして鶏糞とコーヒーガラとを入れたもの=②、それと天然酵母を発酵促進剤の代わりに入れたも=③を比べてみようということです。

僕は一度もボカシを作ったことはないのですが、発酵促進剤というのをなんだか使う気にならないので、パンに使う天然酵母できっかけにならないものかという欲望が今回はでかいです。

ただ「いや菌の種類が・・・。」とかの話が僕の母校から聞こえてきそうですが、一旦そちらはシャットアウト。こうなったらいいという欲望を全開で推し進めていきます。

 

さて、原材料それぞれについて。

 

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米ぬかは自分の家の米ぬかを使ったりできれば最高ですよね。でも米を育ててない限りそうはいきません。町の信頼できるお米やさんから分けてもらったり、もしくは安く売っているところもあります。それでもなければホームセンターで買ってもいいと思います。

僕もホームセンターで買ったものを使いましたが、ジョイフルで買った後にビバホームに行ったらそちらの方が安くて泣きました。だって、同じものが500円も安かったのだもの。。。それを2個買ったから1000円も損したって。。。。

 

その後に教えてもらった米屋の米ぬかの方が安くて、安心安全なのでそちらを使おうと思います。

 

 

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油粕は読んで字のごとく、油を絞ったときに出る、残りカスです。場合によっては入れなくてもいいと思います。でも今回はベーシックに攻めようと思うのでホームセンターで買いました。

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そういえば、という感じなのですが、こちらでも買いたドイツパン旅。この途中でゴマや菜種などの油を絞って副業としてやっている人に絞るところを見学させてもらったことがあります。

搾油機でギューーーット油を出した後にカスカスが出ます。

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菜種を入れて、絞って油を出して、むにゅーっと油粕が出てきます。

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ココナッツオイルも作っていたので、ココナッツの油粕を食べさせてもらいましたが、かすかにココナッツの香りを感じました。

今回、使った油粕は下のもの。

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固まっていないで、粉状になっているものです。

もし友人に油を絞るのが趣味という人がいれば、油粕をもらえるかもしれませんが、そんな人いません。残念。無難にホームセンターにたどり着きます。

 

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石灰はホタテの貝殻を使った有機石灰が比較的手に入りやすいのでそれを使います。

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ふと思うのですが、こういう貝殻由来の石灰ってどうやって作ってるのだろう。北海道にも作っている工場はあるようなのでいつか見学できないものだろうか。

 

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促進剤はコンポストなどに入れるもの。これもホームセンターで手に入ります。

こういうものがあることも知らなかったですが、蛆虫防止や匂い防止のものがあって果たしてこれが有機的であるのかどうなのか。菌が入っているわけだから大丈夫だろうとは思います。

入れなくても時間はかかりますが肥料としては問題ないので、その方がいいような気もします。なので天然酵母でできれば最高なのですが。写真は天然酵母を水で溶いたもの。

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違う菌だよな〜。

 

というわけで、上にあげた原材料、それをお好みで変えたり、増やしたりして作るだけです。

僕はコーヒーのガラを入れました。

 

コーヒーが好きで毎日3杯は消費してるのでそれだけコーヒーガラが出ます。

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それをポイポイ貯めて入れて見ました。

 

 

と、混ぜるのは夏場ならブルーシートを敷いた外でもいいのですが、冬になるので、僕は収穫袋を使いました。ホームセンターで¥200ほどなのでそれを三つ買って使います。一個に20kg以上の米ぬかがはいいるので、僕の畑規模からすればそれで十分かな。混ぜ合わせたものはそのまま収穫袋に入れて保存します。

注意は水の量らしい。水を入れすぎるのが失敗の原因になるということ。触って崩れるぐらいとネットの他のページなどにはありますが、どんなもんなのかいまいちわかりません。できたのは下の感じ。

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やりながら様子を見ながら考えていきます。

 

冬場は1ヶ月と言いますが、北海道の寒さは人が死ぬレベルなので、できることなら室内の方がいいだろうと思います。外でもできるのか、それもやって見て考えていきます。

 

とりあえず玄関に置いて見たのですが、家中が米ぬかの匂いになったので、パートナーさんに真顔で見られる前に外に出しました。

 

さてそれから一週間ほど経ったのですが、中は温度が上がっていません、冬場はまだ時間がかかる?それともそもそも寒すぎて不可能??

 

 

わかりませんが、引き続き。観察をして行きます。

 

チャンチャン。

 

 

 

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