キューバ旅行記④ お遊び観光編
さて、今まで① ② ③とお送りしてきたキューバ旅も今回で最後。今回はお遊びと観光編ということで、気楽に書きます。
実際の旅も最後の数日はオルガノポニコに行くこともやめて、ザ観光地に繰り出してはプラプラしたり、今までの節約を解放してちょっといいものを食べたりしていました。
ので、今日はそのまとめです。
美味しいものもありますし、全然まずいものもあります。値段の割に美味しいものもあれば、値段の割にまずいものもあります。
で、美味しかったもの。
飲みかけですみません。マンゴージュースです。
めちゃめちゃ美味しかったです。100%かは定かではないですけど、多分果汁100%、想像以上の美味しさでした。後日、同じ感じのグアバジュースも飲んだのですが、やはり僕はマンゴーが好き。めちゃめちゃうまい。
キューバ料理といえば肉料理(らしい)です。というわけでどーん。
ご想像通りの美味しさ。ベスト肉でした。しかも、ベストフードインキューバでもあります。最高でした。
地球の歩き方に書いていた、お店だけあって英語メニューもありました。
ちなみにこれを食べたのが旅の折り返しの頃。景気付けに!!と思い食べました。ほんと美味しかった。
旅の最終日にこれと同じものが食べたいと思い、また同じ店に行きました。
ただ、なぜなのか、その時の店員さんは英語のメニューを持ってきてくれません。ぼくが伝える言葉が英語だからなのか、一向に持ってきてくれません。
で、記憶を頼りに頼んでみると
はいこれ。
いや、え。うそー。。。
これ、食べていいやつ!?生じゃないの?これから焼くの?
色々思いながらもおとなしく食べました。
こちらは一般の方がいく食堂(のようなところ)で食べたもの。
何がすごいって量。味はというと、なんだか日本でも食べたことのあるような味です。左のカレーっぽいのは全くカレーではなく、なんだか特にスパイシーでもありませんでした。
にしても、キャシャな日本人がこんな量食べれるかい!!!という量。
残すのは申し訳ないと、かなり気合を入れて食べたのですが、結局少し残してしまいました。とほほ。申し訳ない。
さらにさらに観光地にありました、こちらのチョコレート。
これまたえげつないほどにうまい。
キューバは熱帯だけあってカカオの生産もしております。コーヒーもあります。
で、これはキューバ産のカカオを使ったチョコレート。めちゃうまです。
で、国産といえばこれ。
国産コーラです。
アメリカと当時国交がなかったために、キューバにはコカコーラもペプシもありません。アメリカの会社の製品が本当に一つもありません。(でも、ネスレは大量にあります。まあスイスの会社だというのはわかるのだけれど、多国籍企業という括りならネスレもがっつりアウトな気がしますがそこらへんはゆるゆるです。)
この国産コーラ。美味しかったかといえば美味しいのですが、コカコーラと何が違うのかといえばうまくいえません。そもそもあまりコーラ飲んだことないし、ペプシとコカコーラの違いを説明することもできないのだから、この国産コーラがどうとか説明できるわけありません。僕はCCレモン派です。
さらにさらに、こちらがカフェでございます。アイスを浮かべてお菓子をつけておしゃれ。こちらは豆の販売もしているカフェ。僕も豆を買おうと朝から並んだりしたのですが、その日電車が壊れたとかなんとかで結局手に入れることができませんでした。
け、こいついいもん食ってるなとお思いの皆さん。
まだあります。
ぼくは生きるために食べるのではなく、食べるために生きています。
ラザニアでございます。
これめちゃくちゃ美味しかったー。
ただ、これまた後日。またあのラザニアが食べたいと思い。そのお店に行き、メニューの同じ場所らへんを指差し注文すると
焼きそばが出てきました。
いや、ほんとはミートソースパスタみたいです。あまり美味しくはありませんでした。
はい。たくさん美味しいものも食べたわけです。
ただ日頃は
これっすからね。
3日続けて昼飯はこれってこともありますからね。ちなみに夜もこれってこともありますからね。
たまにうまいもの食わなきゃややってられないよ!!!
さて、余談ですがキューバにはハバナ大学というところがあります。カストロの出身大学でもあって日本でいう東大です。
大学の建物が美しいのでパシャパシャと写真を撮っていたら、声をかけられました。
それがこのカルロス君です。
逆光ですまない。カルロス君。
いや、このあと不思議な体験をしたんです。
この人が、案内してあげるよと言い、僕もよくついて行ったなーと思うのですがヘコヘコとついて行ったのです。するとフィディルカストロが暮らしていた寮とか、学生食堂とか連れて行ってくれるんです。
でも内心は「こいつ嘘ついて金取ろうとしてないかなー」と僕も思ってるわけです。
で、その学生食堂でコーヒーを飲むんです。そしたら案の定お土産の話になって葉巻とかラム酒とかを勧めてくれるわけです。
僕は「まずいな」とか思うんですけれど、自分は吸わないけれど葉巻やラム酒もお土産にいいなと思っていたので、まあ聞いたるかと思っていたら、そのカルロス君どこかへ行ってラム酒と葉巻を持ってくるんです。
これはゲリラ戦の時にゲバラやカストロが吸っていた葉巻だとか、ハバナクラブ(キューバの有名なラム酒)は外国資本が入ってきて作っている偽物でこれが本当に美味しい国産ラム酒だというのを持ってくるんです。
で、金額をいうんですがそれが全く高くない。で、僕もよくないなーとは思うんですが買っちゃったんです。
ただ、この選択が大正解!!!!
帰ってみて調べてみると、その人が言っていた通り、そのラム酒はいいお酒で美味しいは、かつ海外には出ていないいいものだし、葉巻は本当にゲリラ戦の頃に吸っていたのと同じだし。ラベルを貼った偽物でもないしということで。
もう。
もう。
正直者でしたカルロス君。
ただ、カフェ代は僕が出したし、最後に、本欲しいから金くれと言われてあげたのは未だに釈然としません。
でも、まあ変な体験だった。
にしてもキューバの旅では歩きました。本当に一日15キロは歩きました。歩いて、歩いて、歩いて、歩いて。人生であんなに歩いた期間は後にも先にもないぐらいです。
歩かなくては見えない景色というのがやっぱりあります。地元の人が行く八百屋やカフェ、食堂なんかは観光バスに乗っているだけでは見つけることはできません。それにどこでたむろしているのか、どういうところに野良犬が多いのか、これも交通機関を使ってばかりでは見えません。
そしてもう一つの理由が、スペイン語がわからなかったからじゃ!!!そもそもどれにどうのっていいのかわからなかったから。とほほ。
そんなわけで今から3年半くらい前の旅の話を書きました。今書いておかなくてはこういうの忘れて言って葬られて生きますからね。
また生きたいな。と思います。
チャンチャン