シンゴジラを見たよ。

シンゴジラを見たよ。

いやー。シンゴジラが面白かった。

あまりCMとか広告やコラボをしすぎてる映画というのはどんどん見る気がしなくなる(特に邦画)のだけれど、ゴジラは見てみたいと思っていた。

なぜってエヴァンゲリオンの監督が作るゴジラを見てみたかったからだ。

まず見て感動したのが、「ゴジラ=天災(のように見えて)人災」ということの描写が素晴らしいということ。これはまず間違いなく震災を通してのことが反映されている。まあ、それはあえて僕が言うまでもなく、ありとあらゆる人が指摘していることだ。

ただ、これは震災を経験して、放射能に関する「言葉」に対して今まで以上に予備知識や恐怖心というのが多くの人に芽生えたというのが大きいのではないだろうか。

もし、この映画が10年前にあっても、マニアックな粋を出ないような気がする。それがここまでセンセーショナルな衝撃があるのは、「今」自分たちが現実で恐怖を感じる言葉が、劇中でも恐怖を煽るからではないだろうか??そしてその恐怖を煽る言葉は確実に10年前とは異なっている。

ゴジラというありえないSFを見ているのに、見ている人に恐怖心を駆り立てる言葉は現実に私たちが恐怖を感じるものと同じだと思う。

 

ただ、どんなに放射能に関する言葉について詳しくなったところで「漠然とした不安」というのは拭えない。その漠然とした不安が映画では「ゴジラ」として分かりやすい形で表面化した。だからこそ、この映画はすごいということではないだろうか。

 

 

そしてもう一つ。

これは今の政治を皮肉ってもいる、また日本の武力に対する「今」の考え方を賞賛しているようでもある。それが見ていてすごく心地よかった。

あと、個人的にやっぱりこうミサイルがボンボンするシーンはかっこいいなあと思う。やっぱり戦闘機とかは男の子心からするとかっこいいのだ。

 

でも、かっこいいそれらを使った作戦がことごとく失敗して、東京がどんどん壊されていくのもまた気持ちがいい。

 

僕は途中までこれはハッピーエンドではなくて、東京も滅亡して、世界中にゴジラが行き、世界中が滅亡して終わる映画なのではないだろうかと考えていた。

でも、結果は一応はハッピーエンドだった。それが残念に思えたり、ほっとしてしまったり。映画を見ていて、そして見終わった後も、自分の中に沸く色々な感情を楽しむことができる映画だった。

 

チャンチャン。

 

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