札幌からベルリンへ-千歳、成田、ウィーン、ベルリン-

札幌からベルリンへ-千歳、成田、ウィーン、ベルリン-

ko rokkufera-みなさんおひさしぶりです。なんでお久しぶりなのかというと、ドイツに行っていたからです。書いておいたものは更新できましたが、ネタが尽きてからはできませんでした。

 

さて、ドイツで何をしていたかというと

IMG_4828

IMG_4869

IMG_4914IMG_4874IMG_4998主にはドイツパンを作りながら、畑を作業をしたり、猫を撫でたりしていました。

今日はその模様をお送りしようと思ったのですが、残念ながらそこまでたどり着きません。それはまた後日。

 

今日はというと北海道からベルリンにたどり着きます。

 

ベルリンに行く人や初めて海外に行く人がこれを見つけて、あこんな人でもいけるんだと思っていただけたら嬉しいです。

海外旅行、緊張してもリラックスして楽しみましょう。

 

千歳toベルリン

 

 

ko rokkufera-さて出発の時間は早かったのですが、千歳まではありがたいことにお見送りしていただき一時間半は余裕を持って到着。

チェックインも済ませていたのでそのまま保安検査場に向かいます。

 

ちなみにフライトの今後の予定はこんな感じ

8:00 千歳空港発成田行き

11:20 成田発ウィーン行き

17:30 ウィーン発ベルリン行き

 

飛行機は8:00発の東京成田行き。保安検査場を一時間は余裕を持って抜けたのでまあ余裕です。

東京の大学に通っていたので、実家のある北海道と東京の往復は慣れたもの。

エアドゥもよく使っていた航空会社なので余裕です。ここは余裕なので搭乗ゲートの前に座ってこれからの久しぶりの国際線のことを考えます。

 

僕は今まで外国に四回行ったことがあります。

 

一回目は中学の時にロシアのノボシビルスク、二回目はアメリカロサンゼルス、三回目はキューバ、四回目はドイツです。

同い年の友人は南米やアフリカなんかで青年海外協力隊に参加していたりしますが、僕はそこまで海外経験が豊かではありません。でも、まったく行ったことがないわけではないですし、トランジットも経験があります。英語もペラペラではないけれど、日常会話はくらいなら大丈夫。

 

 

と自分を励ましながらドキドキしていると、もう搭乗の時間です。

前半の座席だったので後半の座席の人が入るのを待って搭乗します。

内心は緊張していますが、余裕の表情で向かいます。

 

が、エアドゥの係りの方に言われた一言は

airdo「このチケットではご搭乗できません」

 

ko rokkufera-「???????????な、なんでですか??????」

 

airdo「そちらバニラエアの搭乗券ですので。」

 

ko rokkufera-「???????????????????????!?!!!!!」

 

 

やっちまったーーーーーーーー!!!!

 

なんと同じ出発時間で札幌/東京間がバニラエアとエアドゥで二種類あったのです。まさか慣れている千歳でこんなミスをするとは、、、、。。。

 

近くにいた空港職員の方にバニラの搭乗ゲートを聞いて猛ダッシュで向かいます。

早い場合だとフライトの15分前にはドアが閉められてもう搭乗できなくなっています。

しかも搭乗開始直後に気がつくのならまだしも、僕は後半座席が搭乗するのを待ってさえいました。

 

さらに遅れても後のフライトに切り替えれば大丈夫という話ではありません。国際線のフライトまでも時間がないからです。これより遅いフライトに変えたら国際線の方が間に合わなくなってしまいます。

 

ko rokkufera-

「すみませんいけませんでした。千歳で待ってるゲートを間違って。」

 

なんてことになったら、恥ずかしくて帰れねーーーーーーーー。

終わった。

 

と本当に思いました。

 

バニラのゲートに行くともう誰もいません。

係りの人のところに行くと

 

バニラ

「オガサさまですか?」

 

 

ko rokkufera-「そ、そ、そうですー。」

 

 

正直、「遅い!!」と言われて殴られても仕方がないところで、様呼ばわりしてくれるバニラエアに感動しながら、もう誰もいない飛行機への通路を走り抜け、なんとか無事に乗り込みます。

 

息も切れ切れで自分の席に座ったわけですが、もう内心「よかったー」という気持ちと「千歳でこれで大丈夫だろうか」という不安の気持ちだらけです。

 

そんなこんなで無事に成田に着きます。

 

 

成田toウィーン

 

 

無事に到着予定時刻から少し遅れて9:40分につきました。

成田から次のフライトはオーストリア航空でウィーン行き。出発は11:20なのですが、国際線の場合一時間前つまりは10:20にはチェックインと手荷物の預け入れを済ませておかなくてはいけません。

急いで、出発ロビーに向かいます。

機内から出る時間で時計を見るともう45分、それからチェックインカウンターが閉じるまで約35分。十分な時間があるように思えます。

 

がここで問題が一つ。

バニラエアなどLCCの飛行機がつくのはターミナル3なのですが、僕が乗るオーストリア航空はターミナル1

なのでターミナル1に移動する必要があるのですが、ターミナル間をつなぐバスが15分間隔でしか運行していません。

そして車でターミナル3からターミナル1まで向かう時間はネットの情報によると15分。

1to2to3

つまりマックスで30分ターミナル間の移動にかかってしまうわけです。

なので、あの時千歳で乗れていなかったらを考えると本当にゾッとします。

 

さて、バス移動に一抹の不安を感じますが、表示に従って進みます。

到着していたバスに乗り込みます。

が、全然動き出さない。

 

一度は座ったものの胸騒ぎ。

なんせ千歳で危うく飛行機を乗り過ごしそうになった僕なので、まだ発車しないバスの運転手さんに聞きに行きます。

ko rokkufera-「これ、ターミナル3に行きますか?」
バス「3?これは2までしか行かないよ!あれさっきアナウンスしたんだけどな。」

 

またやってもうた!!!

もう5分は無駄にしてしまった。

時計の針はもう50分をさしています。

次の第3ターミナルまで行くバスを待って、しかもそのバスが各ターミナルごとに数分止まるとなるとなると、、、、、

 

間に合わない。。。

 

ここでまた再びのダッシュです。

バス乗り場から結構離れたタクシー乗り場に向かいます。

階段を駆け上り、駆け下ります。

やっとこついたタクシー乗り場ですがそこにタクシーはない!!!

 

見つけた看板にはタクシーをお呼びの方はこちらまで

と電話が書いています。

 

「そんな暇ねえええええええ!!!!!!!」

 

と、慌てて周りを見ると、どう見ても缶コーヒー片手に休憩しているタクシーが遠くに。

そちらに猛ダッシュです。

 

ko rokkufera-「すみません。お願いします。」

 

タクシー「あ、ああ。」

ko rokkufera-「ターミナル3前お願いします。」

 

タクシー「ああ。ターミナル3までw」

 

ぜったい今、距離みじかって思っただろ!!!

という対応でしたが今はただただありがたいです。

 

日頃タクシーなんて「芸能人専用車」くらいにしか考えていませんでしたが、こういう時は便利なので皆様もたまに使ってみてください。

 

なんとかターミナル1の南ウィングに下ろしていただき、オーストリア航空のカウンターに急ぎます。

こちらもチェックインは済ませているのですが、手荷物を出発の60分前までには出さなくてはいけません。

 

なんとかチェックインの締め切りの5分前には手荷物を出すことができました。

 

休むことなく保安検査場に向かいますが、ここは日本人なのであっさりと突破。

なんとかここまでこれて本当いよかったです(まだ成田ですが)。

IMG_4728

さてオーストリア航空でウィーンへと向かいます。

ウィーン到着は現地時間で16:20ウィーンからベルリン行きは17:30なので乗り継ぎは1時間10分しかありません。

しかも、ウィーンからベルリンはEUないということで国内線扱い。入国審査はウィーンであります。

以前ドイツに行った時はイスタンブール経由でしたが、その時はかなり歩かされた上、パスポートチェックはありません。次も間に合うだろうかとドキドキ。

でも、以前キューバに行った時トロントの乗り換えが30分ぐらいしかなかったのですが、なんとかなったので大丈夫だろうとまた自分を励まします。

でも、今日の僕は焦る日だから、、、。

 

 

ウィーンtoベルリン

 

 

さてウィーンに無事着きました。

機内では一睡もすることなく、映画を見続けました。

個人的には今話題のオデッセイはあまり面白いと思いませんでした(英語で見たのでほとんど理解できなかったからと言う可能性もありますが)。

 

さてウィーン国際空港はトランジットにかかる最低時間が20分で世界最速だとネットに書いてありました。

なので大丈夫だろうとは思ったのですが、、、、

 

まあ迷いました。

 

到着してからまずパスポートチェックのところまで

ウィーンの中

 

の感じの通路があるのですが、着いたばかりで緊張して周りが見えていない僕は二手に分かれるところでどっちに行っていいのかわからない。

なんせ右に行く案内も左に出ている案内も出ている看板が同じなのです(着く所が同じなので当たり前ですが)

なんだか、外国の人は左に、日本の人は右に行っている人が多いような気がする。。。

車と同じで日本は右側を行くことに慣れてるからでしょうか?それとも集団心理?

僕も右側を行きました。

 

でも

ここでハッと気がつきます。

周りにはウィーンに滞在するらしきツアーご一行。

こ、これはこちらはトランジットではない???

 

それで左側に外国の人が多く入っていたのもうなずけます。

 

なので一度戻ります。

二回目

でも、やっぱり看板にはConnectingの文字はありません。しかも、もう他の人は誰も左に行っていない。なのでまた右に進みます。

 

また進んでみると、右側からガラス越しに(黒抜きの所はガラスで仕切られています。)隣にはパスポートチェックの列が!!!!

間違った!!!と思い、再びの猛ダッシュ。

途中、日本人の方に「忘れ物ですか?」

と心配されましたが、「へへ、まあ。」とはにかむことしかできません。。。

 

なんせ一体どうなっているのか僕にはさっぱりわかりません。

なので左を信じて進みます。

 

とすると、

 

なんとまあ右側と合流。

結果僕はこれほどグチャグチャになるぐらい歩きました。

正直このグチャグチャさが僕の当時の精神状況を表しているように思います。

グチャグチャ

 

実は真ん中が他の飛行機からのパスポートチェックの場所になっています。僕はそこを見て、行くべきところはそこだと勘違いしてしまいました。

 

安心するとともに、自分の焦りやすい性格に嫌気がつきます。

 

本当に良かったと思うのはこの現場に知り合いやパートナーさんがいなかったこと。

確実にうんざりされています。

 

次はもっと時間に余裕を持ったトランジットにしようと思います。(それか僕が落ち着ければそれでいいのですが)

 

パスポートチェックは日本人は何も聞かれずあっさり突破。

こういう時本当に日本人だと早いので、どうか武力を持って危ないことを始めないで欲しいものです。旅行のパスポートチェックを楽にするためにも。

 

さて、モーツァルトの顔が開かれたチョコレートが大量に置かれているお店を横に見て自分のゲートに向かいます。

今度は難なく見つけることができました。

本当に簡単にトランジットできました(自分が焦らなければもっと簡単)。

 

それでも次の出発まで30分もありません。

何度も番号を確認してそこでゆっくりと過ごします。

 

国際線でも日本から出る飛行機は日本人の顔も半分くらいはいて、日本人濃度が濃いですが、トランジットすると途端に日本人の顔を見なくなります。これが「外国に来たなー」と感じがして僕は結構好きです。

 

 

さて、ベルリン行きに搭乗。

そんなこんなでドイツへ無事に着くことができました。

 

チャンチャン