札幌ハナバチ探訪記

札幌ハナバチ探訪記

街場でハチがブンブンいっていると大抵の人は2パターンのどちらかのリアクションをとります。

パターン1 慌てる。

悲鳴。きゃー。ハチハチ!!となるパターン。

驚き

パターン2 博士になる。

「ハチは動かなければ大丈夫だよ。」と落ち着いて対応するパターン。

博士

ハチがスズメバチだった場合は刺激することなくその場をそっと離れるべきです。でも大きなハチだからと言っていつも危険があるわけではありません。そのブンブンいっているハチがマルハナバチの場合は何もしなければ、何かされることはまずありません。ハチたちは花の蜜を集めるのに忙しくて人間にかまっている暇なんてないわけです。(でも怖い場合はゆっくり逃げてください。)

今回はハナバチの理解増進活動をしたいと思います。

僕はミツバチを飼っています。いわゆる養蜂というやつです。札幌でやっているので冬はできませんが、大体5月くらいから11月くらいまで、日々ミツバチの世話をしています。刺されることもありますが、楽しいです。

 ミツバチは他の野生の蜂とはちょっと違います。ニホンミツバチとセイヨウミツバチが日本にはいてニホンミツバチは在来種、セイヨウミツバチは外来種なわけですが、テレビなどで目の敵にされているいわゆる外来種とは少し毛色が違います。外来種であり家畜種なのです。家畜種とは読んでそのまま人間の家畜としての飼育に適した種です。ニホンミツバチはそれに対して野生種。野生に生息して日々暮らしています。なので本州に住んでいる方で幸運な方は野生のミツバチを見ることができる可能性もあります(以前井の頭公園にいた気がするので東京でも見つけれるかもしれません。)。

がしかし、北海道にニホンミツバチはいません。ミツバチと言えば家畜のセイヨウミツバチしかおらず野生はいません。なので街や山でミツバチを見つけたとしたらそれはまず間違いなく誰かが飼っているミツバチということです。

ミツバチ以外にもハナバチがいます。それがおそらくは一番公園や山、庭で見ることができるポピュラーなハチです。ハナバチは書いてそのまま花の蜜や花粉を餌にしているハチです。


札幌にはセイヨウオオマルハナバチという外来種のものと、エゾオオマルハナバチという在来種のマルハナバチがいます。他にもいますがこの二つがメジャー。大抵はこのどちらかを見ているわけです。が他のマルハナバチも色々といます。

ちなみに、札幌でマルハナバチを見つけて「あ!クマバチ!!」と言われることもありますが、クマバチは道南までにしか生息していないので、札幌では見つけられません。北海道でフワフワした毛が生えているハチはほぼ間違いなくマルハナバチです。

セイヨウオオマルハナバチ

セイヨウ

セイヨウマルハナバチは先ほども書きましたが外来種のマルハナバチ。トマトやナスなど農作物の受粉用として海外から入れられた種が野良に生きているのですが、北海道には在来のエゾオオマルハナバチなどがすでにいたため、餌場や巣が競合するなどにより在来ハナバチの生存圏を脅かす存在となっています。駆除活動などもされているようですが、体感的には在来種のエゾオオマルハナバチよりも外来種セイヨウオオマルハナバチを見つけることのほうが多い印象です。人間の都合で持ち込まれ人間の都合で駆除されるセイヨウミツバチ。

見分けるコツはお尻。お尻が白いものがセイヨウオオマルハナバチ。

こいつはどこにでもいます。僕は森の中でやっている畑で発見。

エゾオオマルハナバチ

エゾ

在来種のこちらも比較的見つけやすい。どこでも見つけることができます。僕はセイヨウと同じように森の畑で見つけたのと、家の前に植えているブラックベリーにも来ていました。

こちらはお尻が赤色(薄いオレンジ)っぽい色。


エゾトラマルハナバチ

ハチ


こちらも家の前のウラックベリーで見つけました。
エゾオオマルハナバチよりは珍しいけどあまりみなくなってきた在来種の一つです。ベリー系はハナバチ大好きなようでよくハチが来ています。ハチにも好きな花嫌いな花があるので、ハチが嫌いな人はハチが好きな花のある場所を避けたら遭遇も減ると言うことですね。

ちなみに、品種改良がすごくされている園芸種の花や八重の花なんかはハチあまり好きではありません。原種に近いものが好きなようです。


ここからは僕もみたことのないマルハナバチ 。

アカマルハナバチ

全体的にオレンジ色。一瞬だけ数年前に見たような気もするのですが、ちゃんと観察する前に飛んでいってしまいました。

エゾコマルハナバチ

全体的に黄色ぽくお尻だけオレンジ。

ハイイロマルハナバチ

全体的に白と黒。こちらも僕は見たことがない。ニセハイイロマルハナバチもいて札幌にはニセのほうが多いらしい。見分けるのは難しいらしい。

と、札幌にいるハナバチの大変ざっくりとした紹介でした。