森の畑の6月

森の畑の6月

寒かった。今年の6月は寒かった。特に上旬は寒かった。ストーブをつけるぐらい寒かった。

というわけで、マルチなんかをしていない、森の中にポツリと植られたナスやなんか暖かい温度を好む作物は冷害気味。葉がしおしおとなっていたり黄色っぽくなっていたりします。何株かナスは育たなそうなので、諦めて、新しく植え直しました。

植え直したところにはトンネルをかけました。7月の中旬くらいまでは夜の寒さを少しでも防げればいいと思います。

 

右側にナスがあります。歯が黄色いです。多分カフェインの多い飲料でもたくさん飲んだのでしょう。

葉が黄色いのは寒さと、栄養が不足気味だからかな?虫にも食われがち。トンネルの中は外よりほんのり温かい。

でも、マルチもトンネルもしていないトマトなんかは、農家さん的サイズではありませんがかなりの健闘ぶり。生き残ってくれそうです。収穫が出来始めるのはお盆明けくらいといった感じでしょうか。楽しみです。

 

今月森の中に僕が植えたものは、基本的には山の畑と同じ。スイカ、ナス、大豆、小豆などなど。お仲間の方と豆は盛大に蒔きました。

写真はスイカ。去年個人的には大成功だったスイカなので今年はたくさん栽培。でも去年は買った苗を比較的肥沃な街の畑で育てた。でも、今年のスイカはタネから育てて、寒かったり虫がいたり、鹿がいたりする森の畑での栽培。果たしてどうなるだろうか。。。

5月に蒔いた花豆なんかはにょろにょろと伸びて来て、もう支柱に蒔き始めとります。定植したカボチャもちゃんと大きくなってくれました。

 

森の畑をやってみて思うのは、こういう畑には本当に固定種在来種の方が合っているということ。今では普通の作物は農薬の使用を前提に作られた品種だから「森の中」「無農薬」という普通の畑とは少し違う流れの畑の中ではどうも成長しづらいように思う。ホームセンターなんかで買った苗は、寒さだったり栄養のなさでいつのまにやら消滅している。

 

さてさて、森の畑は畑の面積を広げようと、ゆっくりとだけれど新しいところを耕しています。

さすがに木がボコボコあるところは畑にはしませんが、意外とただイタドリがあるだけのそこまでの傾斜ではない場所なんかがある(40年以上前に畑だったらしい)ので、そちらに広がりたいなと。下の写真のように倒木があるのでそれをノコギリで切って進んでいきます。まさしく開拓という感じ。

とはいえ、僕の開拓はインスタント開拓。北海道に開拓しにきた人たちのようなことはできません。こうしてやっていると当時の人たちのすごさがなんとなくでもわかります。僕のようなふにゃふにゃ現代っ子はすぐに疲れてフェイスブック見ながら一休みしてしまいます。

 

ゆくゆくは森の中で果樹をやりたいとか、ぶどうを植えたいという夢もあります。イチゴ(厳密には野菜ですが)はすでに少しだけあります。僕が定植したものではないのですが、こういう甘酸っぱい収穫物があるとなんだか楽しいのでいちごも増やしたいなあ、なんて思います。

どんどんやりたいことが増えていくので、その中からやるべきことを選んで、実際にやるまでいくのが大変でもある!けど、まあ、いい感じ!

 

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