メイプルの自給
雪に閉ざされている間の北海道では、何かを自給しようにもできないわけです。何もかもが埋もれているので物理的に不可能。
なので、夏場は家横パーマカルチャーと題して、日々家の横でできることを書いていますが、冬は何もありません。冬場は家横パーマカルチャーは封印です。
冬に何かできることはないかと、パーマカルチャーの本を読んでみても暖かい地方のことばかり書いていて、冬場に参考になりそうなものはあまり乗っていません。
結局パーマカルチャーってのはオーストラリアや西海岸やら湘南、房総やらの風に吹かれて、ヒップでエッジな奴らしかかますことができないオシャレ農ワードだったてのか?
蝦夷の冬場はパーマカルチャーなんてオシャレワードぬかしてないで木彫りの熊でも掘ってやがれってかい?
と、冬なので心もすさみがちに思っていたのですが。
ありました。
イタヤカエデです。
家の裏の庭に太さも十分なイタヤカエデの木があり、この木からメイプルシロップを作ることが実験して行きます。
やり方はこんな感じ。
少し前に札幌でメイプルシロップを作っている方に教えてもらいました。
ドリルで5センチほど穴を開けて、
ちなみにイタヤカエデの木はクッソ硬いです。
この時もドリルがバックり割れました。ちなみにドリルは他のところで穴開けた時も割れたので1週間ほどの間に2本も折れました。そしてそこからさらに1週間後、今度は別の木工作業をしていたら折れました。どうやら僕はドリルを折る運気が高まっているらしい。
こういうのをつけたホースを差し込んで
水缶を用意してここに貯めていくわけです。
あとは放置!!
が、結果からいうと
全く取れず!!!!
遅すぎました。多分。
かつて日高に暮らしイタヤカエデから樹液を取っていた祖母曰くもっと早い方がいいそうです。
なるほど。
確かに最初は滲んでいたのですが、今では全くです。
来年はもっと早い時期にチャレンジすることにしましょう。
チャンチャン。